河川の延長が長いとき、各地点ごとに流れる流量が異なるので、代表的な水位・流量観測所を設けその河川を代表させる必要があります。この地は河川の流れ方が安定しており、水位測定が確実で、かつその水位から流量に変換するにも容易なように河状が安定し、流量観測が確実に実施できる地点が選ばれます。
　また、この地点を用いて基本高水流量や計画高水流量が求められ、その河川の改修計画が立てられます。これを基準地点といい、大きい河川では１箇所でなく複数の地点が設定されています。